先日、ポーランドにある美術大学に、
建築デザインの授業の見学に行ってきました。
授業の内容は、なんと日本建築!
言葉から建築のイメージをすりあわせるセッションを行っていて、
生徒さん達が事前に学習したことなどを
楽しそうにプレゼンテーションしている感じでした。
授業のあとで先生が
言語化すること、言語化された言葉のイメージをきちんとつなぐことが大切で、
そのイメージをその建築に関わるより多くの人と共有することがよい建築(空間)へとつながる
という言葉が印象的でした。
また授業終了後には、教室内に展示されていた作品や
建築模型などを見せていただくことができました。
日本の建築教育では、ついついカタい模型を目にすることが多いのですが、
この大学では、まずは自由な素材を使って
空間を自由に構成することをしっかり楽しんでいるようで
見学しているこちらもおもわず引き込まれる魅力がたくさんありました。
この写真は、教会の建築模型の内部を写したものです。
教会内にこぼれる光の美しさに見とれてしまいました。
(許可を得て撮影・掲載させていただています)