土日の夕方には、
作品講評(作品を一斉に並べてお互いに見比べたり、先生にコメントをもらうなどすること)をやっています。
参加している生徒さんの全員の作品ができ上がっている訳ではないので、
制作途中での発表(中間講評ともいいます)したりもしています。
たいていの場合は、自分の作品について自らコメントもしてもらいます。
ボックスの先生たちは、作品の意図やねらい、がんばったことなどを、
生徒さん自身に自分の言葉で表現してもらうことがとても大切と考えています。
自分の体で体感して表現したことを、丁寧に言語化することによって
それはゆっくりとみなさんの心と体に沁みていき、
豊かな力となると考えているからです。
大事なのは、「怖がらないこと」
気持ちが怖がってしまうと、それは感性が縮むことを意味します。
のびのびと明るく楽しく。
今日の講評で、
「久々にデッサンして楽しかった。」
という感想がありました。
そういえばここのところ、少し色彩構成が続いていたので
確かにデッサンはちょっと久々かもしれません。
それにしても、そういう感想が私たち講師には一番うれしいものです。
そしてそういう感想を言ってくれている時にこそ、その生徒さんはぐんぐん伸びているものなのです。
良い感想をありがとう。私たちもうれしかったです。
その他の作品はこちらをご覧くださいね。
色彩構成の作品もありますよー。
→ 美大予備校の生徒作品のページ【岡山】
おススメ色彩構成はこちら → 色彩構成【ダンス】
今日紹介するデッサンはこちらです。
一生懸命、モチーフを見ようとしているのがよく伝わります。
素材の違いや、物の固有色や質感の違いなどをしっかりと描き分けようとしています。
この後は、明るいトーンの部分にも手を入れていきましょう。
岡山県立大学を目指すなら、今から少しずつでも練習を始めるといいですね。
暗いモチーフを描くときは画面が汚れやすくなります。
手の油とともに付くと練り消しでとってもとれないため、
暗いモチーフを描くときは注意するようにしましょう。